誰でもできる株式投資(実践編K)
〜ファンダメンタル分析を活用する U〜
ファンダメンタル分析の第一回目は,ROEについて説明いたします。ROEは Return on Equity の略で,株主資本利益率と訳されます。日本語のように株主資本と利益の数字を使用した指標ですが,「株主が投資した資金
( 株主資本 ) を使って,企業がどれだけの 利益 を出したか」を見るためのものです。
例えば,株主資本が同じ 100 億円のA社とB社の利益が,それぞれ 10 億円と 20 億円だったとします。株主資本が同じなので,B社の方が優良だと分かると思います。
ROEは次の式で計算できます。

となります。
つまり, ROEが高いほど,投資価値がある企業である といえます。
ただし,注意しなければならないのは,必ずしも高い方が良いとは限らない場合があります。

A社、B社とも利益は同じだとすると,分母である株主資本が少ないB社の方がROEは高くなります。しかし,B社は借金をして利益を上げているので,負債が多く、決して良い企業だとはいえません。
オンライントレードの機能を使うと、自動的にROEの高い順に並べてくれますが、この点は注意が必要です。
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